改良区の概要
土地改良区は、土地改良法により、一定の地区内で土地改良事業を行うことを目的として設立される法人、公共組合です。私たちの地域は古くから農業用水の確保に苦労した地域で、地域(農業者)からの強い要望により、昭和 29 年に設立認可を受け、国営事業として昭和 43 年まで工事を行い、以後、地域の農業用水の基幹となる用水路の管理を行い、用水を供給しています。
管理区域は、菊川市、掛川市、御前崎市、袋井市の4市にまたがり、受益面積 3,512ha(35,120 平方メートル)、組合員約 9,000 人と比較的大きな土地改良区です。大井川の左岸(島田市など)は、大井川土地改良区を組織し、同様の管理を行っています。
大井川右岸土地改良区
静岡県菊川市加茂4905番地の2
昭和29年7月5日
同年9月18日
組合員数 約9,000人
菊川市、掛川市、御前崎市、袋井市
3,512ha(田:2,933ha /畑:579ha)
60人
理事15人 、監事2人
99人
8人
・ 菊 川 市 田:1,024ha
・ 掛 川 市 田:1,497ha/畑:406ha
・ 御前崎市 田: 163ha/畑:173ha
・ 袋 井 市 田: 249ha
・ 計 3,512ha (田:2,933ha/畑:579ha)
・水路延長 56,447m
・菊川頭首工 1ヶ所
・調整池
大池調整池 252,000㎥
七曲調整池 230,000㎥
池ヶ谷調整池 107,000㎥
大胡桃調整池 92,000㎥
篠ヶ谷調整池 70,000㎥
谷田大池調整池 131,000㎥
計6ヶ所総貯水量:882,000㎥
・水路延長 61,334.5m (国営・県営水路延長合計 117,781.5m)
・調整池 溺川調整池 48,000㎥
・小水力発電所
西方発電所 最大出力 169kwh
伊達方発電所 〃 142kwh
かんがい期水量 7.321㎥/s
非かんがい期水量 3.067㎥/s